なかなか使えない隙間時間
僕も最初は隙間時間を意識し始めた時は何もかも中途半端になってしまっていました。
それもそのはず。
隙間時間を有意義に活用するためには準備が必要だったんです。
隙間時間活用の5ステップ
隙間時間を闇雲に活用しようと思っても難しいので、以下の5つの準備を行ってから活用してみてください。
ポイントタイトル
- 行動記録で時間の使い方を把握
- 細分化で隙間を活用する準備
- やること&やらないことリスト作成
- 各スキマ時間の計画
- if then プランニング
行動記録で時間の使い方を把握
行動記録で以下のようなことを防ぐ
なんてことにならないために、自分が普段どのような時間の使い方をしているのかを把握する必要があります。
先程のやらないことリストを作成するためには、普段自分が何をして隙間時間を無駄にしているのかを知る必要があります。
そのためには1日の行動を手帳などに記録しておくことがオススメです。
この行動記録は隙間時間を有効に活用するためですので、できれば分単位で具体的に記録することで効果を発揮します。
一般的な行動記録
理想の行動記録
【12:11-12:14】(3分) メニューを見て注文
【12:14-12:21】(7分) 注文した定食待ち
【12:21-12:43】(22分) 定食が来たので食事
【12:43-12:52】(9分) 食後にSNSを見る
【12:52-13:00】(8分) 定食屋から会社へ戻る
昼休憩時の行動記録を例にしましたが単に昼休憩を1時間と記録するのではなく、その1時間の間に何をしていたのかを細かく記録することで今までには見えてこなかった隙間時間が見えてきます。
「さすがにここまでやっている暇はない」と文句を言われそうですが僕はやっていました。一度行動記録を付けてみるとどのように時間を使っているのかが感覚的にわかってくるので、ずっと記録をする必要がなくなります。
1週間~2週間ほど続けるだけでも自分の行動が具体的に見えてきますよ。
仕事の内容や環境などが変わったときには、もう一度行動記録を付けてみるといいです。
とにもかくにも行動記録
隙間時間に限らず時間をうまく使いたいのであれば”行動記録”は必須!
さて、先程の行動記録の例だと以下の4つの隙間時間があります。
- 定食屋に向かう8分
- 注文してからの7分
- 食後の9分
- 定食屋からの帰りに8分
全てじゃないにしてもこの隙間時間を活用して勉強時間に当てることはできそうですよね?
どの隙間時間も5分以上あるわけですから読書をしたり、スマホでメールを返信したり、調べ物をしたり、勉強をしたりと色々とできることがあります。
もし1時間の昼休憩としてしまうと・・・
「昼食休憩の間にできることはない」と思ってしまい、その結果1日中忙しすぎて隙間時間はないという思い込みをしてしまう
もちろん、仕事や勉強などをしていなければならないというわけではありません。午前中の仕事で疲れているはずなので休憩も必要です。
であれば少し目を閉じて瞑想をしたり、早めに定食屋を出て会社へ戻る前に軽くストレッチやスクワットなどの運動をしたりしてリフレッシュすることもできます。
ダラダラとスマホを無意味に眺めているより効果的ですよね?
この発見をするために必要なのが行動記録です。思っている以上に隙間時間が隠れていることを発見できるかもしれませんよ!
細分化で隙間時間に迷わず行動
細分化とは
隙間時間を活用すると一言に言っても方法は様々です。
例えば資料作成を隙間時間を活用して作成しようと思った場合、単純に「10分間の隙間時間ができたら資料を1ページ作る」とはできません。
なぜなら、資料作成というのはいきなり作成し始めることができないからです。資料を作る際には必ず事前の情報収集やどんな資料にするのかなどの準備が必要になりますよね?
一つの仕事でも複数の工程に分かれている
- 資料に必要な情報収集
- 全体の構成を考える
- 構成を元に下書き
- 図やグラフなども用いて清書
「10分間で資料を1ページ作る」と決めても、いざ10分の隙間時間ができた時に何を書けばいいのかで迷ってしまっては、せっかくの隙間時間が無駄になってしまいます。しかし、上記のように細かな工程がわかれば10分の間にできることは見つかりそうですよね?
わずかな時間を有効に活用するためには迷っている暇なんてありません。「10分の隙間時間ができた」という瞬間に決めていた作業に取り掛かり、一気に集中する必要があります。
そのために行うのが細分化です。
どちらに分かれるか紙一重
10分とは短い時間ながらも意外と集中してできることが多いが、その反面で何もしなければすぐに過ぎ去ってしまうほどの短い時間
そして細分化することで見えてくるものがあります。
例えば料理の勉強なら調理自体や食材の買い出しなどはまとまった時間がないとできませんが、レシピを調べたりレシピを作るだけなら短時間でできますよね?
細分化をして「これなら隙間時間を活用してできる!」というものを見つけることが大切になります。
やること&やらないことリスト作成
やることリストというのは誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
隙間時間の活用に大切なのはやることリストはもちろんですが、やらないことリストも大切になってきます。
極力無駄を避けるために
5分や10分などのわずかな時間では何をするかと迷っている暇は全くない!
そのため、無駄なことは隙間時間には絶対にやらないと決めておくことが大切です。
例えばダラダラとメールチェックやLINEでのやりとり、You Tubeなどの動画、SNS、ネットニュースなどです。
あなたにはダラダラが必要?
本来やらなければいけないことがあるのにも関わらず目的のないことに隙間時間を使ってしまってはもったいない!
そこで予め隙間時間ができたときに”やること”と”やらないこと”をリストアップしておき、常に意識できる状態にすることが大切になります。
やることリストは細分化をしてから隙間時間にできそうなことをリストアップするもいいですし、軽い運動や読書、瞑想など、自分にとってためになることをリストアップしても構いません。
やらないことリスト
普段自分がやっていて無駄だと思っていることや、ついついダラダラとしてしまっていることをリストアップ
例えば「わからないことをネットで調べようとしただけなのに、読んでいた記事に貼られた広告が気になって読み進めていた」ということが多い場合はとやらないことリストに登録しておくといいです。
やらないことリストの例
↓ ↓ 以下を記入 ↓ ↓
「ネットをダラダラと見る」
やらないことリストの例一覧
- ネットをダラダラと見る
- 18時以降にコンビニへ行く
- スマホをソファに寝っ転がって見る
- お酒を無計画に飲む
- シャワーを浴びずに食事をする
- 朝起きてYou Tubeを見る
- SNSを見ながら食事をする
効果的なやらないことリストを作成するためには最初にお伝えした”行動記録”が大切になります。行動計画を行って客観的に自分の行動を見ることで、無駄に過ごしている時間に気づくことができます。
各隙間時間の計画
隙間時間には色々な時間があります。
5分、10分、15分、20分、30分と状況によって様々です。
隙間時間の計画
どの時間に何をするのかを決めておくことは隙間時間ができたとき、迷わず行動に移すために必要
ここで、細分化をしてやることリストに書いたものをそれぞれの時間に当てはめていきます。
特定の隙間時間が来たら決めていたことを自動的にすることで、無駄なく隙間時間を活用することができます。
隙間時間で行うことを計画
- 5分:メールの返信
- 10分:読書
- 15分:報告書の作成
- 20分:資料の情報集め
- 30分:経費の整理
上記の例ではそれぞれの時間ごとに別々の項目を当てはめましたが全て同じでも構いませんし、2つ3つだけでも構いません。
隙間時間で行うことは3つ
- 5分、10分:読書
- 15分:報告書の作成
- 20分、30分:資料の情報集め
最初から多くのことを計画するのではなく、以下のように隙間時間に行うことは一つに絞って計画しておくこともオススメです。
隙間時間の活用に慣れない内に多くのことを計画しすぎても覚えきれず対応できない可能性があります。
隙間時間は全て一つのことをする
大切な事は隙間時間に迷わず取り掛かれるかどうかです。
ただし、ここで注意していただきたいのが計画した事が本当にできるかどうかをしっかり検討するということです。
例えば車を運転中は動画はやめたほうがいいですよね。
危険なのはもちろんですが、動画ということは動画で見ることで付加価値のあるものです。集中して見れない運転中は適していない可能性があります。
運転中であればオーディオブックやセミナーの録音したもの、音声レコーダーで自分の考えをアウトプットなどができると思います。
状況に適した計画をする
時と場合によってできる事とできないことがあるので、しっかり検討する必要があり!
if then プランニング
行動するための条件設定
- if:~になったら ( 条件 )
- then:◯◯をする ( 行動 )
このように「~になったら〇〇をする」と行動するための条件を予め決めておくことで、隙間時間を無駄なく活用することができるようになります。
先程、以下のように例を出しましたが、あまりに多くを決めすぎても覚えきれなかったり気分が乗らないときもありますよね?ときにはメールの返信や報告書の作成が必要ない場合もあります。
隙間時間で行うことを計画
- 5分:メールの返信
- 10分:読書
- 15分:報告書の作成
- 20分:資料の情報集め
- 30分:経費の整理
そこで迷わず作業の切り替えを行うためには、次にお伝えする【if then プランニング】が大切になります。
if then プランニングが役立つケース
- やらないリストの行動をしたくなった時
- 隙間時間に何をしようか迷った時
- 同じ隙間時間でもできないことがある時
【”やらないリスト”の行動をしたくなった時】
if then プランニングを活用する一番の理由はやらないと決めた悪習慣を断つためでもあります。
帰宅後、シャワーを浴びる前に・・・
こうやって自分に「ダメだ!」と言い聞かせるのもいいのですが「ダラダラしたい」という欲求をスイッチにして、やらなければならない行動に移すことが大切です。
そもそも人間は意思だけで自分をコントロールすることが苦手な生き物です。「ダメだ!ダメだ!」と強く思っても自分の欲求にはなかなか勝てません。
ダラダラしたいと思った場合には「あ、今ダラダラしたいと思った。」と自分の欲求へ素直に向き合うことが大切です。
ダラダラの欲求対策
then : 10分間だけ読書をする
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【ダラダラしたいと思ったら10分間読書をする】
このように【if then プランニング】を活用して自分の悪い癖の対処をしてみるのもいいですよ。
【隙間時間に何をしようか迷った時】
5分の隙間時間にはメールチェック・・・しかし
このように迷ってしまう場合もあります。しかし、たった5分しかないので本来は迷っている暇はありません。何かをしようと探している間に時間が過ぎてしまったり、ダラダラしてしまうともったいないですよね。
このように迷わないためにも【if then プランニング】を活用して、それぞれの状況に合わせて条件設定をすることで、やるべきことに取り掛かる仕組みを作ることができます。
【同じ隙間時間でもできないことがある時】
例えば10分という同じ隙間時間であっても、それが電車の中なのか車の中なのかで使い方が変わる可能性もあります。
電車の中では読書はできても車の運転中はできませんよね?自宅でなら運動はできても定食屋ではできません。
このように同じ隙間時間でも状況によってできることが違ってきます。
そのような場合にでも対応できるようにするのが【if then プランニング】です。
状況に合わせたプランニング
「車で10分の距離を運転する場合はオーディオブックを聴く」
このように条件を設定しておくと同じ10分でも状況に合わせて隙間時間を活用することができます。
有意義な隙間時間にするための考え方
ここまでは隙間時間を活用するための具体的な方法をお伝えしてきましたが、ここで少し隙間時間に対する考え方を改めていただきたいと思います。
「自分には時間がないくらい忙しい」と思えばそうなりますし「少しの時間でもあれば有意義に活用することができる」と思えばそうなります。
ここまででお伝えした具体的な隙間時間の活用法も「忙しいから活用は無理」と思い込んでいては効果がありません。
活用できる隙間時間を見つけるために、まずはご自身の考え方を変えなければいけません。
「隙間時間がない」思い込みかも
世の中には1時間も隙間時間がないと思っている人が30%もいるそうなんです。しかし、本当に隙間時間が無いのかどうかを正しく判断できているのでしょうか。
行動記録を取ってみて無意識に無駄にしている時間がないかどうかを知ることから始めてみてください。
先程の昼食休憩の例でもお伝えしましたが、【1時間の昼休憩】とするのか【細かく分けられた昼休憩】とするのかでは隙間時間への捉え方が違います。
一般的な行動記録
理想の行動記録
【12:11-12:14】(3分) メニューを見て注文
【12:14-12:21】(7分) 注文した定食待ち
【12:21-12:43】(22分) 定食が来たので食事
【12:43-12:52】(9分) 食後にSNSを見る
【12:52-13:00】(8分) 定食屋から会社へ戻る
「時間がない」と思うかどうかは自分の行動に今一度しっかり目を向けてから判断してみてもいいのではないでしょうか。
良い発見があるかもしれませんよ。
睡眠よりも時間の使い方を改善
時間がないからと睡眠時間を削ろうとする人がいたり、ショートスリーパーに憧れる人は少なくありません。しかし、睡眠時間を削ったりするよりも先に隙間時間を無駄にしていないかを確認したほうがいいです。
もしくは睡眠の質を上げる方法を見つけるか。
睡眠時間を真っ先に削らない
隙間時間を活用できるようになった後、それでも時間が足りないのなら睡眠時間を削る
睡眠時間を削ることは体にとって大きなリスクですが、隙間時間を活用することにリスクはありません。
また短い睡眠時間に慣れるとしても、それまでに時間がかかり過ぎてしまいます。一方で隙間時間を活用するということにはさほど時間がかかりません。
細分化や if then プランニングには慣れが必要にはなりますが、睡眠を削るほどの健康リスクがあるわけでもありませんし、慣れれば自然とできるようにもなります。
どうしても睡眠時間を削らなければならない場合はもちろんあると思います。僕も削る時はあります。
しかし、それは隙間時間を活用した上でも時間が足りないという場合のみです。
最初からむやみに睡眠時間を削ろうと考えないでください。
自分の能率を上げることを意識
自分の能率を上げることで少ない隙間時間でも多くのことができるようになります。
タイピングスピードを上げると
パソコンに限らずスマホでも同じです。
フリック入力が遅い人っていますよね。練習すれば早く打てるようになってメールやSNS投稿もスマホで素早く終わらせることが出来ますし、資料に入れる文章や報告書やアイデアなども素早くメモすることが出来ます。
トグル入力 ( 昔のケータイ打ち ) はスマホが当たり前になった今では使うこと自体が能率を下げています。
1日5分でもいいのでフリック入力の速度を上げる努力をしてみてください。
if then プランニングで計画
隙間時間をあまり活用することが出来ないと思い込むのではなく、どうすればわずかな時間でも能率良く活用できるかを考えてみてください。
会社での事務仕事や家事に育児など、もっとかける時間を短くすることはできるはずです。
能率を上げるためのきっかけ
「もっとこれを短い時間でできないかなぁ」と疑問を持つ癖を付ける
普段の業務や家事などで「時間がかかっているなぁ」とか「もっと早く終わらないかなぁ」と感じるものをリストアップしてみてください。
有益or無益かを常に問いかける
「少し時間が空いたなぁ」と思った時、SNSをダラダラと見るのか読書をするのか自分にとってどちらが有効的な時間家を問いかける癖をつけてみるのもいいですよ。
今したいと思ったことは自分にとって
誘惑に負けそうな時
有益? それとも 無益?と問いかける
[/st-midasibox僕はダイエットの時に「今これを食べるとどうなるか・・・」を常に考えるようにしていました。隙間時間を活用するときも同じです。
何をすれば自分のためになるのかを常に問いかけてみてください。
詰め込むという意識を排除
スキマスキマと言ってきましたが、中には「そんな詰め込み過ぎたら疲れるしストレスだ!」と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、それは大きな誤解です。隙間時間をフル活用するということは”詰め込む”というわけではありません。
何でもかんでも詰め込んで1分たりとも無駄のない時間を過ごせばいいというわけではありません。
時には休息も必要
- 面白い動画を見て笑ったり
- 可愛い動物やアイドルの写真に癒やされたり
- ボーッと外を眺めて気持ちを落ち着かせたり
こんなことも時には必要です。
大切な事は一つ一つの行動が有意義なのかということです。ダラダラと動画を見続けても意義なんてありませんよね?
ダラダラ見続けても返ってストレスになってしまいます。「あ~またダラダラしちゃったぁ~」と落ち込む時ってありますよね?そうやって後悔した瞬間にストレスは溜まります。
そうならないためにも適度な休息としてゆっくりとした時間を過ごしてみるのもいいですよ。
時間帯よって時間の使い方を工夫
朝、昼、夜と時間帯によっては時間の使い方を工夫する必要があります。
時間帯によってやることは変わりますよね?全ての時間帯に同じことをするなんてことはありえませんから、工夫のやり方も変わってきます。
それぞれの時間帯に合わせて使い方を工夫してみることで隙間時間を増やすことができます。
朝は脳がスッキリ!わずかな時間でも活用可能
朝は仕事へ行く準備やら子供を送り出す準備やらで忙しいですよね。なかなか隙間時間というのが見つからないこともあるかと思います。
そこで、朝は隙間時間を作り出す工夫をする必要があります。いつもより早く起きるというのも一つの手ですよね。
塵を積もらせる
それぞれを1分ずつ短縮することができれば5分、10分と時間を作ることができる
今、朝にしていることでもっと効率良くできる方法がないかも考えてみてください。一つ一つの作業が1分短縮されるだけでも数分の隙間時間を作ることができます。
わずか5分でも作り出すことができれば朝を有意義に過ごすことができます。
時間を作る工夫
- 30分早く起きる
- 朝食や弁当の調理時間の短縮
- 洋服選びの時間を短縮
- 子供の用意の時間を短縮
- ゴミ出しや掃除時間の短縮
ご家族で住まわれているのであれば夫婦で話し合ったり、お子さんがある程度の年齢であれば協力してもらうなど、自分ひとりでは難しいことでも家族の協力のお陰で時間を作ることもできます。
普段、あなたが家事を主に行っているのであればダメ元でも家族にお願いしてみるといいですよ。家事をメインで行っていていると「なんでこっちからお願いしなきゃいけないの!家族なんだから積極的に手伝ってよ!」と思う気持ちはわかります。
しかし、それでは相手も気持ちよく協力はしてくれません。
グッと歯を食いしばってお願いしてください。それで協力してくれればこっちのものです!一言素直にお願いするだけで協力してもらい、時間ができるのであれば勝ちです!
旦那を手球に
パートナーを転がして上手く協力させれば自分の時間も増えて一石二鳥!
僕たち夫婦は家事を折半していますが、お互いに助け合えるところは助け合っています。おそらく僕も転がされている瞬間は多々あるはずです・・・
昼は午後への活力を蓄える時間
昼の隙間時間と言えば昼食の前後ではないでしょうか。昼食を外食で済ます場合には注文した料理が出てくる間と食べ終わった後の時間です。
ここでもできるだけ時間を作る工夫をしてみてください。
昼食代をケチるよりも大事なこと
- 昼食の時間をずらして混雑を避ける
- コンビニで長い時間並ぶのを避ける
- 少し歩く程度のお店に行く
- 弁当を作ってくる
- 食べない方が午後の仕事に集中できるかも
毎日の昼食に気をつける必要はありませんので、たまのランチにはゆっくりと時間を取るのは気分転換にもなります。
しかし、毎日を食べてダラダラするだけの昼休みにしてしまうのはもったいないです。楽しみな時間と有意義な時間とを計画的に過ごしてみてはいかがでしょうか。
夜は無駄がはびこる!いかに避けるか
夜は比較的に隙間時間が多いのですが、仕事による疲れが溜まっているため有効的に活用することが難しくなります。どうしてもダラダラしてしまう傾向にあるんですよね。
一番のオススメは余計なことはせずに早めに寝ることです。
とはいえ、やはりゆっくりしたいですよね。
その場合はやらなければいけないことを全て終わらせてからゆっくりすることをオススメします。とまぁ言うのは簡単ですし分かっているんだけど・・・これが意外と出来ないんですよね。
やすんでいるつもりが・・・
ダラダラとすることで疲れを倍増させているという事実
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ダラダラしてしまうと身体的にも精神的にも疲労が抜けずに溜まってしまいます。
疲れを取るためには
適度に動いたり頭を使った方が疲れもストレスも解消される
暴飲暴食はもってのほか、テレビやスマホのような明るい画面を寝る直前まで見続けることもよくありません。
”シンプルに過ごして早めに寝る”を習慣にして、たまには飲みに出かけたり映画でもゆっくり見たりするのもいいですね。
隙間を最大限に活かすツール
隙間時間を手帳と頭だけで活用しようと思っても難しいです。
活用できるものはどんどん活用していきましょう!
多少お金のかかることもありますが、お金をかけることで隙間時間を生み出したり有意義に活用することが可能になるんです。
ここでは僕が活用している【隙間時間を最大限に活かすツール】を6つ紹介させていただきます。
スキマを活かす6つのツール
- タイマー機能
- 電子書籍
- You Tubeなどの動画配信サイト
- オーディオブック
- レコーダーアプリ
- 本の要約アプリ【 flier 】
タイマー機能でアラームをセット
短時間に集中するためには1分ごとに時間を気にしてはいけません。
スキマ時間に全力集中!
5分なら5分間を全力集中するためには気を取られてはいけない!
5分の間で勉強しようと本を読み始めたはいいけれど、5~6行読むたびに時間を気にしていては集中できませんよね。
少ない時間で集中するためには他のことにちょこちょこと気を取られている場合ではないんです。
そのためにもタイマーをセットして、アラームが鳴るまで何も気にせず集中することが大切です。
あれ?時間過ぎて・・・る
タイマーの確認は怠ってはいけない!
僕は以前、セットしたつもりのタイマーの時間が間違っていて気づかずに過ぎてしまっていたことがあります。そのせいで危うく次の予定に遅れそうになったので気をつけるようになりました。
タイマーのアプリですが、数種類の時間を予め用意しておけるアプリがほとんどではないでしょうか。
【5分、10分、15分、20分、30分】といくつか用意しておいて、隙間時間ができたらタイマーをオンにするだけにしておくといいですよ。
余談ですが、僕は自営業なので学校のチャイムのように決まった時間にアラームが鳴るようにセットしてあります。
時間に気を取られず
アラームが鳴るまで全力集中
”アラームが鳴るまで集中”と頭にインプットして仕事をしているので、どんな時間でも集中できています。
気が散って集中できないという方は、隙間時間こそぜひタイマーセットを試してみてください。
電子書籍
僕はどちらかというと電子書籍よりも紙媒体の本で読むほうが好きなのですが、どうしても持ち運びに不便なのが難点です。また、海外にも住んでいるため日本語の書籍を買うことが難しく電子書籍を使っています。
飛行機での長距離移動の際にも複数の書籍を持ち歩けるので楽ですし、仕方なく買った電子書籍も今では重宝しています。
電子書籍で感じたメリット
- 飛行機で数冊読書できる
- 出先でも手軽に読める
- 暗くても読書ができる
- ブックマークや蛍光マーカーが手軽
- メモアプリと併用できる
紙媒体の本を読んでいてメモを取りたくなった時、わざわざ手帳やノートを取り出すのは手間ですよね。スマホにメモを打つのも同じく手間です。
しかし、タブレットを使えばペンでメモを取ることもできるので電車や新幹線の中、飲食店で料理を待っている間などのちょっとした時間とスペースがあれば十分に活用することもできます。
なかなか部屋やカフェで集中して読書をする時間が取れないという方には、電子書籍 ( タブレット ) は活躍してくれるのではないでしょうか。
You Tubeなどの動画配信サイト
動画で情報発信している人はたくさんいるので、ちょっとした隙間時間でも動画で学べることはたくさんあります。
しかし、隙間時間では広告などで余計な時間を取られたりストレスを受けるわけにはいきません。
動画配信サイトは迷わず有料
- 有料チャンネルで濃い情報取得
- できるだけ早い倍速再生で視聴
- 広告が入らないようにする
有料チャンネルがある場合は会員になることで、隙間時間の中で濃い情報を得ることができます。
また動画を見る際には再生速度を早めて見ることをオススメします。2倍の速度で聞き取れるものを標準速度で聞き取るのはもったいないです。
2倍速で聴くことができれば20分掛かる物でも半分の時間で済みます。
「2倍速なんて聞き取れない!」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、これは慣れです!
次に紹介するオーディオブックでも2倍速再生 (3倍程まで可能) ができるので練習してみると良いですよ。1~2週間ほど聴き続ければ普通に聞き取れるようになってきますし、標準が遅く感じるようになると思います。
このような一つ一つのトレーニングも後に時間を生み出す結果となります。
オーディオブック
オーディオブックは電子書籍と同じで多くの書籍を持ち歩くのに便利ですし、なにせ”聴く読書”なのでどこでも手軽に活用することができます。
電車の中はもちろん車の中でも活用可能です。
タブレットを使って聞けばメモを同時に取りながら使用することもできますよね。
また、自宅でも音楽のように再生しておくだけでいいので、家事や運動をしながらでも聴くことができます。どのくらい頭に残るかは個人差があると思いますが・・・
しかも、Audible は初月無料と最初の1冊は無料なので試す価値はありです。
レコーダーアプリ
車の運転中はオーディオブックで書籍を聴くことはできますよね。”情報を聞く”という行為はつまりインプットをしているということです。
逆にアウトプットをするときに使用するのがレコーダーアプリです。ICレコーダーを用意しても構いません。
当然ですが運転中だと手書きでメモを取ることも、スマホに打ち込むこともできません。しかし、自分の話す声であれば録音することができます。
レコーダーアプリの活用場面
- 運転中や徒歩での移動中の場合
- メモ帳がない、すぐに取り出せない場合
- 書いている時間がない場合
思いついたアイデアや考えていること、悩みと解決方法、プレゼンやセールスの練習などなど、アウトプットとして活用できるケースはいくつもあります。
僕は定期的に車で往復2時間の距離を運転することがあります。その時に記事の内容を言葉でまとめておき、後で聞き返して記事として打ち込みます。
手を使えない時や画面に集中できないときなどはレコーダーを活用するのが一番です。
本の要約アプリ【 flier 】
flier とは一冊の本を要約してくれて配信しているサービスで、忙しくて読書をする時間が中々取れないという方にはもってこいのアプリです。
→→→効率よく良い本に出会うために活用するべき本の要約サービス【 flier 】
本の要約を見るだけでも勉強になるのですが、やはり自分で一冊読むことで得られるものもたくさんあります。
flier は本を買うきっかけを作るアプリでもあります。
本を買う時、多くの方は一度中を読んでみてからかいますよね?漫画や週刊雑誌などの閉じられているものでない限り、全く中を見ないで購入する人って少ないのではないでしょうか。
本を買いたいけれど・・・
本屋って熱心に見て回ろうとすると結構な時間が必要・・・
かといってネットで何も見ないで買うのは不安だし・・・
そんなときに flier で気になる本の要約を見ることができ、それから購入するかどうかの判断をすることができます。
Kindle のようにサンプルとして最初の数ページを見れるのとは違って、全体を要約したものを見ることができます。
flier で要約を読んでから Kindle で購入するかどうかを決めるという流れで活用するのもオススメです。
日本人の隙間時間活用の実態
「隙間時間を活用したい」と思っているけれど、周りの人は一体どのくらい隙間時間を有意義に活用しているのでしょうか。
隙間時間の平均は1時間9分
日本人の隙間時間の平均は1時間9分という調査結果が報告されていますが、あなたはどうでしょうか?
これよりも多いですか?少ないですか?
行動記録を行って、自分にはどのくらいの隙間時間があるのかを確認してみると平均よりも多いか少ないかが見えてきます。
30%以上の人は隙間時間が1時間ない
日本人の隙間時間の平均が1時間9分と結果が出ているが、一方で約30%以上の人が1時間も隙間時間が無いと思っているようです。
本当に1日中忙しく隙間時間はないと思っている方はもちろんいらっしゃると思いますが、もしかすると自分の勘違いという可能性もあります。
勘違いをしているケース
- 隙間時間を無意識に有効活用している場合
- 本当は存在する隙間時間を見逃している場合
どちらにしても”行動記録”を取り、自分の隙間時間を把握することが必要です。
隙間時間を無意識に有効活用している場合はと意識して有効活用している場合ではストレスの掛かり方が違います。
無意識の方が有効活用していても忙しさに追われてしまっている感覚になるので、常に焦って落ち着かない状態となってしまいます。
そうなると毎日毎日忙しくて隙間時間はもちろんゆっくりする暇もないと思い込んでしまうので、それを避けてストレスを軽減させるためにも自分の行動を客観的に観察する必要があるんです。
スキマ時間に対する意識
意識的に隙間時間を使えるかどうかで有意義な時間を過ごせるかどうかが決まる!
本当は存在する隙間時間を見逃している場合というのは、行動記録のところでもお伝えした”昼食休憩”の記録例のような場合です。
1時間の昼休憩とするのか細かく区切られた昼休憩で5分や10分程度の隙間時間が存在しているとするのかで、自分の隙間時間に対する認識が大きく異なってきます。
本当は隙間時間があるのに無いと思いこんでしまうのは非常にもったいないです。この場合もやはり自分の時間の使い方を客観視する必要があります。
無意識レベルを下げる
無意識に無益なことを繰り返して隙間時間を無駄にしてしまっている可能性が高い!
”1時間も隙間時間がないと思っている人がいる”という情報をどのように受け取るかで、あなたの隙間時間に対する意識も変わってきます。
「隙間時間がない人も居るんだぁ」と思うのか「工夫次第では隙間時間が見つかるし活用することができる」と思うのかで人生に大きな差が生まれます。
今一度、自分を観察する習慣を付けてみてください。
隙間時間を無駄に過ごす人が80%
隙間時間があったとしてもその時間を無駄に使ってしまっている人が多いのが現状です。
多くの人がスキマに行っていること
これらは隙間時間を無駄に使っていることに変わりありません。
もちろん息抜きとして行うのであれば全く問題ありませんし時にはリフレッシュも必要です。ただし、全ての隙間時間を無駄なことに当てるのは望ましくありませんよね。
あなたの周りの人のほとんどが隙間時間を無駄にしてしまっているということは、あなたが有意義に隙間時間を過ごすことができれば周りに差をつけることだってできるってことです。
【隙間時間の平均は1時間9分】であるとお伝えしましたが、仮にあなたと周りの人の隙間時間が1日に1時間だったとします。
あなたが毎日1時間の隙間時間を有意義に活用すれば
- 1週間で7時間
- 1ヶ月で30時間
- 1年では365時間
つまり1年で約15日分もの差を付けられることになります。
さらにこの隙間時間の平均というのは、おそらく行動記録を付けていない自分の感覚での判断で答えた人がほとんどでしょう。
隠れたスキマ時間を見つける
1時間だと思っていた隙間時間が実際は2時間だったり3時間だったり
行動記録を実際に付けていただくと分かるのですが、自分が思っている以上に隙間時間というのは隠れています。
”1時間しかない”と思い込むのではなく、隠れている隙間時間を行動記録で見つけ出して有意義に使えるように心がけてみてください。
年収に比例して読書やビジネス書率が高い
当然といえば当然なのでしょうけれど、隙間時間に読書や勉強をしている人の方が年収が高い傾向にあります。
これは納得できますよね?
わずかな時間もダラダラする人と自分のために有意義に過ごそうとする人の年収が同じなわけがありません。
ただ読書や勉強をするのでは意味がありませんが、結果を出している人たちはしっかりと目的・目標を持って取り組んでいます。「何かの役に立つだろうなぁ~」という気持ちで始めたところで結果に繋がりません。
女性の場合、美容に関することを隙間時間に行うことで美意識が高く自信にも現れるという調査結果も出ています。僕の妻も隙間時間によく顔のトレーニングをしています。
多くの人がテレビやネット、ゲームなどで無駄に過ごす中で、自分の目的のためにわずかな時間でも努力を怠らなければ大きな差を付けられることは間違いありません。
まずは目的と目標をしっかり持って隙間時間を見つけ出し、有意義に過ごせるように心がけてみてください。
何事も習慣化を意識する
ここまでに伝えてきたことは日頃の習慣とすることで力を発揮してくれます。
今日明日で隙間時間を完璧に使いこなせるなんて夢のような話はないので、意識して練習をすることが必要になってきます。
何事も習慣化です。急がず焦らず一つずつ確実にこなせるようになるまで取り組んでみてください。
全てのスキマに一つの事
「行動記録で意外と多くの隙間時間を見つけられた!」という人は割と多いです。しかし、だからといって全ての時間をいきなり有効活用などできません。
最初から有効活用はできない
【1日で10スキマ・合計3時間】の隙間時間が見つかったからといって、全ての隙間時間にそれぞれ違ったことを計画しても覚えることが不可能
そうすると実際に行動することが困難になってしまいます。
慣れない間は【全てのスキマ時間に行うのは一つのことに限定する】と決めてしまったほうがいいです。
あまりたくさんの事を隙間時間に行うように計画してしまうと、覚えきれずに隙間時間の活用の効率が悪くなってしまいます。
いきなり多くをやらない
隙間時間になった瞬間に自然と行動に移せるまでは一つだけに絞って習慣化を目指す!
隙間時間に行うことを計画して、それが自然とできるくらいに活用が上達するようになれば、他のこともできるようになっていきます。
まずは隙間時間の活用になれるように練習しましょう!
1日1週1月1年と進める
いきなり毎日の隙間時間を活用できるようにはなりません。ずっと意識している僕も完璧にできるわけではないので、普段隙間時間を活用してこなかった方は最低限慣れる必要はあります。
小さな一歩からスタート
まずは1日、今日または明日だけ集中してみる!
その次は1週間。次は1ヶ月。そして1年と徐々にできる日数を増やしていけば、いろんな事を隙間時間に当てはめて活用することができるようになります。
そうなれば隙間時間を使うこと自体に抵抗がなくなるので、仕事でも勉強でも、もちろん家事でも活用することができるようになります。
そうなるまではしっかり意識して取り組んでみてください。
最後に
かなりのボリュームになってしまいましたが、僕が実践している隙間時間の活用法を全て書き込みました!
必要な箇所だけ読んでいただいた方も、全て読んでいただいた方もありがとうございます。
以下の【5ステップ】はたかが隙間時間を活用するだけなのに大げさだと思った方もいらっしゃるかと思いますが、慣れれば直ぐにできるようになります。
隙間時間を活用する【5ステップ】
- 行動記録で時間の使い方を把握
- 細分化で隙間時間に迷わず行動
- やること&やらないことリスト作成
- 各隙間時間の計画
- if then プランニング
たった5分でも活用している人としていない人の差はとても大きいです。年収にも現れているように高い年収をもらっている人の多くは隙間時間を有意義に活用しています。
考えてみたら当たり前のことですよね。
わずかな時間でも活用している人と無駄にしている人の年収に差が無いはずがありません。
以下のツールも上手く活用しながら忙しい日々の中から、わずかな時間でも見つけ出してどんどん活用してください。
スキマ活用のためのツール
- タイマー機能
- 電子書籍
- You Tubeなどの動画配信サイト
- オーディオブック
- レコーダーアプリ
- 本の要約アプリ【 flier 】
そして周りの人に差をつけましょう!